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スポーツと生活のための反射性トレーニング:コア・上肢編
Reflexive Training for Sport and Life: Core & Upper Extremities
2016年5月21日(土)に、佐藤晃一氏(NBAミネソタティンバーウルブス スポーツパフォーマンスディレクター)をお迎えし、「動き」に焦点を当てたワークショップを開催することとなりました。
リハビリテーション・スポーツパフォーマンスプログラムのゴールは、スポーツや日常生活動作における要求への対応能力を養うことです。筋力・持久力・パワーなど量的測定は重要です。同様に、(1)行うことのできる運動パターンの種類、(2)いかに運動パターンを行うかの、質的測定も重要です。しかし、スポーツや日常動作はダイナミックで予測できないもので、すべての起こりうる動作へ対する準備をすることは非常に困難です。このような状況に対応するために、運動パターンを整理するフレームワークが必要です。
このワークショップの目的は、包括的リハビリテーション・スポーツパフォーマンスプログラムを構築するために、(1)様々な基本的運動パターンを整理、(2)よく見られる不適切な運動パターンを提示、(3)運動パターンを最適化するための反射性トレーニングの理論を提示し、コア・上肢のエクササイズに注目し、プログラムの組み立てとエクササイズの実技、コーチングを学びます。
目的 (Objectives)
エクササイズのパターンと関係を理解する
(Understand Exercise Patterns & Interrelationships)
エクササイズのプログレッションを理解する
(Understand Exercise Progression)
よく見られる運動機能障害とそのパターンを理解する
(Discuss common movement dysfunctions and patterns)
身体機能を促進する原則を紹介する
(Present principles to facilitate the function of the body)
プログラムの構成要素を理解する
(Understanding Program Contents)
エクササイズを習得する
(Practice exercise patterns)
エクササイズをコーチングする
(Coaching exercise patterns)
エクササイズの調節方法を理解する
(Understand how to modify the exercise)
エクササイズプログラムの計画方法を論じる
(Discuss implementation of exercise program)
アウトライン (Outline)
エクササイズのパターンとその関係 (Exercise Patterns & Interrelationships)
エクササイズのプログレッションとリグレッション (Exercise Progression & Regression)
◇ローディングスペクトラム (Loading Spectrum)
運動機能障害のパターン (Movement Dysfunction Patterns)
◇ジョイント・バイ・ジョイント (Joint by Joint)
◇筋機能閾値の変化 (Muscle Function Threshold Change)
身体機能を促進する原則(Principles to facilitate the function of the body)
◇関節位置・姿勢 (Joint Position & Posture)
◇呼吸 (Breathing)
◇接地感 (Base of Support)
◇発達運動学的に予測される動き (Anticipated Movement in Developmental Kinesiology)
プログラムの構成要素 (Program Contents)
◇プレップ (Prep)
・裸足 (Barefoot)
・呼吸 (Breathing)
・平均台 (Beam)
・ローデド・キャリー (Loaded Carry)
◇モビリティ (Mobility)
・胸郭 (Thorax)
・前屈 (Toe Touch)
◇パワー (Power)
・メディスンボール (Medicine Ball)
・スウィング (Swing)
・ジャンプ (Jump)
◇コア (Core)
・ソフトコア:反射的スタビリティ (Soft Core: Reflexive Stability)
ー 仰向け (Supine)
ー うつ伏せ (Prone)
ー オブリーク (Oblique)
・ハードコア:相対的剛性/頑強性の構築 (Hard Core: Establishing )
◇デッドリフト(Deadlift)
◇スクワット(Squat)
◇上肢 (Upper Extremity)
・水平プル (Horizontal Pull)
・水平プッシュ (Horizontal Push)
・垂直プル (Vertical Pull)
・垂直プッシュ (Vertical Push)
・ラテラル/ローテーショナル・スクワット (Lateral/Rotational Squat)
実習 (Lab)
※このワークショップは、昨年、「動きの基礎を築くエクササイズプログラム」のタイトルで開催されたワークショップの更新版です。新たなエクササイズやコンセプトが含まれますが、重複している内容があります。繰り返しの参加をお考えの方は、ご理解の上ご参加ください。
取得可能単位
本ワークショップはNATA-BOCのCEUがカテゴリーAにて6.0付与 です。
*(有)トライ・ワークスはBOCプロバイダー です。
本ワークショップはNSCAジャパンの資格継続単位がカテゴリーAにて0.6units取得可能 です。
日 時
2016年5月21日(土)9:30〜16:30 受付9:00より
参加対象
アスレティック・トレーナー、ストレングス&コンディショニングトレーナー
受 講 料
21日(土)または22日(日)の参加 21,600円(税込)
21日(土)&22日(日)両日参加 40,000円(税込)
キャンセル料
キャンセル料は下記の状況になった場合発生します。
ワークショップ開催日時より31日〜40日前までに受講をキャンセルした場合は受講料の全額払い戻しがありますが、開催日時より1日〜30日前までに受講をキャンセルした場合は受講料の30%のキャンセル料が発生します。
またワークショップがキャンセルになった場合は、受講料の全額が払い戻されます。
申込〆切
2015年5月20日(金) 午後12時まで
定員に達し次第締切
定 員
先着20名様迄
服 装
実際にトレーニングを実施いたしますので、汗をかいても良い服装、室内用スポーツシューズをお持ち下さい。
会 場
ATR半蔵門(トライ・ワークスセミナールーム) ※2020年4月より移転しました
住所:東京都千代田区一番町15-8
壱番館1階
TEL:03-6380-9156
東京メトロ半蔵門線 半蔵門駅 5番出口から徒歩3分
東京メトロ有楽町線 麹町駅 3番出口から徒歩4分
アクセス
・半蔵門駅5番出口から出て左へ、一番町の交差点を左へ曲がりそのまま280mほどまっすぐ進んで下さい
・麹町駅3番出口から出て右へ、信号のある1つ目の交差点を右へ曲がりそのまま200mほどまっすぐ進んで下さい
講師
佐藤 晃一
資格
ATC, NASM-PES
所属
NBA ミネソタティンバーウルフス スポーツパフォーマンスディレクター
経歴
福島県郡山市出身。東京国際大学教養学部国際学科卒業。イースタンイリノイ大学体育学部アスレティックトレーニング学科卒業。アリゾナ州立大学大学院キネシオロジー研究科バイオメカニクス修士課程終了。元アリゾナ州立大学スポーツメディスン・アシスタントアスレティックトレーナー。同大学キネシオロジー学部講師。活動歴として、ブリストールホワイトソックス(シカゴホワイトソックス傘下)ヘッドアスレティックトレーナー、シカゴベアーズトレーニングキャンプ参加などがある。2007年から08年はNFL選手のリーヴィ・ジョーンズ(シンシナティ・ベンガルズ)のパーソナルトレーナーを担当。日米両国においてシンポジウム、ワークショップ等での講師を務める。2008年よりNBA ワシントン・ウィザーズにてリハビリコーディネーター/アシスタントアスレティック・トレーナーを担当。2013年よりNBAミネソタティンバーウルブススポーツパフォーマンスディレクター。
トライ・ワークスはBOCのプロバイダー です。
トライ・ワークスのL.S.F.A. BasicSkills及びSafetyProvider両コースはNSCAジャパン の認定試験受験及び認定資格保持者の資格更新に有効です。
トライ・ワークスのL.S.F.A.BasicSkills及びSafetyProvider両コースは、日本トレーニング指導者協会(JATI)の継続単位付与対象講習会です。
トライ・ワークスのL.S.F.A.BasicSkills及びSafetyProvider両コースは、日本スポーツ協会アスレティックトレーナー(JSPO-AT)資格更新のための1次救命処置(BLS)資格保持条件を満たす講習会です。
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