2013年7月6日(土)に立命館大学のご協力により、大木学ATCの「スポーツ関連重症頭頚部外傷On-Field対応〜2 minute Survey〜」及び「スポーツ関連重症頭頚部外傷On-Field対応〜スパインボードへの全身固定と搬送〜」が開催されました。
スポーツ関連の重症頭頚部外傷についての解剖・外傷メカニズムを解説しました。外傷が発生したときに見逃してはならない症状・兆候を解説し、トレーナーがそれらを知っていることで緊急時の迅速な対応につながることを強調しました。「2分間」で行う評価の意味や実際にどのような点に気をつけながら評価するか、実技を交えて紹介しました。緊急時にトレーナーとして、行動するためには日頃から「2 minute Survey」を訓練する必要があります。また緊急時の対応として、「2 minute Survey」はその一部にしかありません。CPR/AEDのスキル、頭頚部固定法やスパインボードへの固定法など、一つ一つのスキルを身につけていく必要があることが強調されました。
午後の部では、迅速に且つ正しいスキルで受傷者への対応、運搬を行なう重要性を説明しました。その後、参加者がグループに分かれ、マニュアル頭頚部固定法、頚椎カラーのサイズ調整・装着法、ログロール法、そしてバックボード固定法の実技を行ないました。グループ内で協力者と共にコミュニケーションをとり、迅速に対応することの重要性や参加者が実際に傷病者役となり固定・運搬されることで、傷病者に対して考慮・注意するべき点なども実感していただきました。
今回は初めての関西開催となり、また「2 minute Survey」と「スパインボードへの全身固定と搬送」を同日開催致しました。スポーツの現場で、頭頚部外傷が発生した際に、迅速に対応するためにはどのような評価をし、全身固定搬送しなければならないのか、2つの講習を参加して頂き、より深くご理解頂きました。
■スポーツ現場の緊急対応 〜Sports On- Field 2 minute Survey〜 講義内容
・スポーツ関連頭頚部外傷の解剖
・スポーツ関連頭頚部外傷のメカニズム
・スポーツ関連頭頚部外傷の症状・兆候
・2 minute Surveyとは?
・2 minute Surveyの手順・実技
■スポーツ関連重症頭頚部外傷On-Field対応 〜スパインボードへの全身固定と搬送〜 講義内容
・スポーツ関連頭頚部外傷の解剖
・スポーツ関連頭頚部外傷のメカニズム
・スポーツ関連頭頚部外傷の症状・兆候
・2 minute Surveyとは?
・2 minute Surveyの手順・実技
日 時 | 2013年7月6日(土) 9時00分〜12時00分 受付8:30〜 |
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参加対象 | アスレティックトレーナー、理学療法士、スポーツドクター、柔道整復師、鍼灸マッサージ師、カイロプラクター、その他スポーツ障害に興味のある方々 |
受 講 料 | 6,000円(税込) |
キャンセル料 | キャンセル料は下記の状況になった場合発生します。 ワークショップ開催日時より31日〜40日前までに受講をキャンセルした場合は受講料の全額払い戻しがありますが、開催日時より1日〜30日前までに受講をキャンセルした場合は受講料の30%のキャンセル料が発生します。 またワークショップがキャンセルになった場合は、受講料の全額が払い戻されます。 |
申込〆切 | 2013年7月1日(月) |
定 員 | 先着21名様迄 (最少開催人数15名に満たない場合は開催はキャンセルとなります) |
服 装 | 実際にトレーニングを実施いたしますので、汗をかいても良い服装、室内用スポーツシューズをお持ち下さい。 |
会 場 | 立命館大学 びわこ・くさつキャンパス(BKC) アスリートジム 2F 滋賀県草津市野路東1丁目1-1 R線南草津駅下車→近江鉄道バス「立命館大学行き」または「立命館大学経由飛鳥グリーンヒル行き」に乗車(5)約10分→立命館大学下車 →バスの時刻表はこちらをご覧ください →その他、電車・バスなどでのアクセス方法はこちらをご覧ください。 →アスリートジム2Fへのご案内(アクセス方法はこちらをご覧下さい。地図上では⑤がアスリートジムです) |
問い合わせ/(有)トライ・ワークス |