ワークショップ開催報告
主催:(有) トライ・ワークス
2009年8月8日(土)に日本工学院八王子専門学校にて、NBAワシントン・ウイザーズ リハビリテーションコーディネーター兼アシスタントアスレティック・トレーナー佐藤晃一ATCによる《スポーツ障害対処への多角的アプローチ〜腰部・下肢編》が開催されました。
前半は、具体的障害例をあげ、最新のスポーツ医科学に基づいた痛みの評価と処置法・運動制御の評価とアプローチ別の効能を講義で解説し、後半は運動機能障害への対処法として、「動きの最適化」をキーワードに、動きの観察法やエクササイズ例を実技でご紹介しました。
スポーツ医科学研究とアスレティックトレーニング現場の両方を理解する佐藤氏が、実際に引用している参考文献や新旧の研究結果を噛み砕いて解説し、それら多くの情報を基としたアプローチ法を体験していただきました。NATA-ATC、日体協-AT、NSCA-CSCS,CPT、医療資格保持者、学生等、様々なフィールドで活躍される参加者の皆様にとって、それぞれの現場で明日から活用していただける内容のワークショップとなりました。
【日 時】 |
2009年8月8日(土)10:00〜17:00 |
【受 講 料】 |
12,000円(税込) |
【会 場】 |
日本工学院八王子専門学校 本部棟会議室 |
【参加人数】 |
17名 |
【講師】佐藤晃一(さとう こういち)
[PROFILE]
Koichi Sato, MS,ATC,NASM-PES
NBAワシントン・ウイザーズ リハビリテーションコーディネーター兼アシスタントアスレティック・トレーナー
経歴
福島県郡山市出身。東京国際大学教養学部国際学科卒業。
イースタンイリノイ大学体育学部アスレティックトレーニング学科卒業。
アリゾナ州立大学大学院キネシオロジー研究科バイオメカニクス修士課程修了。
アリゾナ州立大学スポーツメディスン・アシスタントアスレティックトレーナー、同大学キネイオロジー学部講師を経て、アリゾナ州のトレーニング施設「アスリートパフォーマンス」に勤務。その後NFLリーバイ・ジョーンズ選手(シンシナティ・ベンガルズ)のパーソナルトレーナー、2008年より現職。
日米両国においてシンポジウム、ワークショップの講師を務める。