2007年8月25日(土)ケッズトレーナー.labにて、当社アスレティック・トレーナー漆原みゆきによるワークショップが開催されました。
スポーツの現場で頻発する膝関節の傷害評価にスポットをあて、漆原トレーナーの高校ラグビー部でのトレーナーとしての経験談を織り交ぜながら、実技に多くの時間を割き、ワークショップは進んでゆきました。
参加者の皆様からは、「実技を細かく教えてもらえて良かった」等の声が聞かれ、現場で使えるようテクニックを繰り返し練習、習得することに時間を割いた学校の授業とは異なるワークショップとなりました。
傷害評価とはこのケガが骨折なのか?打撲なのか?又は捻挫なのか?などをさまざまな情報を元に調べることです。
現在では、多くの傷害評価法の書籍が出版され、トレーナー養成校でも傷害評価法の授業はありますが、いざ選手を目の前にしてしまうとなかなか上手く出来ず、これでいいのか?と、戸惑う多くの学生トレーナーを見てきました。
この傷害評価法のセミナーでは、質の高い技術を身につけ、自信を持ってフィールドに立ち向かえるように、実技を中心に進めてまいります。
今回はあらゆるスポーツ現場で、傷害が頻発する膝関節を対象に行います。
■概要
問診→観察→触診→スペシャルテストの手順で実習を進めて行く。
■問診
[when][where][what][how][why]を基本とし、様々な視点から問診を行うことにより沢山の情報を得、このケガはこれかもしれない、又はこれではない可能性があると、評価をする。
■観察
歩行、立位姿勢、アライメントなど患部にとらわれず全体を観察し評価する。
・O脚、X脚、反張膝
・Q-angle
・膝蓋骨の位置
・大腿四頭筋
・SQなど動的アライメント
■触診
触診時の注意点などふれながら正確な位置を確認する
・骨
・筋
・靭帯
・半月板
・神経
・血管
■スペシャルテスト
骨・筋・靭帯・半月板テスト、神経学的テスト:MMT、反射、知覚、神経支配を確実に出来るように訓練する
・関節可動域テスト
・筋力テスト
・スペシャル・テスト
・神経テスト
【日 時】 | 2007年8月25日(土)13:00〜17:00 受付12:30より |
【対 象】 | 学生トレーナー、新人トレーナー |
【受 講 料】 | 7,000円(税込) |
【申込〆切】 | 申込は終了しました。 |
【定 員】 | 先着20名様迄 |
【会 場】 | K's trainer スポーツトレーナー.lab (ケッズ接骨院高田馬場と同フロア) 高田馬場駅戸山口 徒歩1分 新宿区高田馬場1-33-14 サンフラワービル5F |
問い合わせ/(有)トライ・ワークス |
【講師】漆原みゆき[PROFILE]