■経歴
1982年生まれ
2007年 米国 California State University, Long Beach. Kinesiology学部, Athletic Training 学科卒業
2007年より(有)トライ・ワークス所属
■資格
NATA公認アスレティック・トレーナー(BOC-ATC)
NASM公認女性フィットネス・スペシャリスト(NASM-WFS)
Life Supporting First Aid (L.S.F.A.)認定インストラクター
■職歴
NECラグビー部アシスタント アスレティック・トレーナー
慶應大学日吉キャンパス トレーニングルーム トレーナー
慶應大学湘南藤沢キャンパス トレーニングルーム トレーナー
ATR半蔵門アスレティック・トレーナー
初めてアスレティック・トレーナーという職業を知ったのが、中学2年生の時でした。
恩師を尋ねて小学校に遊びに行った際に、「将来の夢は?」という話になりました。当時の私は看護師になることを目指しておりましたが、その気持ちには迷いがありました。そのことを相談したところ、高校・大学とラグビー部に所属されていた恩師から「スポーツ現場で活躍するアスレティック・トレーナーという素晴らしい職業もあるよ」と教えて頂きました。
数日後、書店に立ち寄った際、岩崎由純さんの著書「ひとりでも簡単にできるテーピング」が目に留まりました。自然と本に手が伸びて…パラッとめくってみると、そこには「アスレティック・トレーナー」に関するページが!「先生が教えてくれた職業だ…」と読み進めていくうちに「私がやりたいことはこれだ!」と胸が高鳴りました。すぐさま岩崎さんの本を購入し、両親に「私はアスレティック・トレーナーになるため、アメリカに行く!」とその日にうちに断言しておりました。ですので、小学校の恩師と岩崎由純さん、お2人の存在が、私がアスレティック・トレーナーを目指したきっかけとなりました。
全く異なる部分と、基本的には変わらない部分とがあります。
チーム選手の場合は、何かしらの傷害や受傷することへの不安を抱えた状態の人を対応することが多く、受傷直後のケアや予防の観点での対応がメインでした。急性の怪我の対応はチーム選手にはありますが、ATR半蔵門では、ほぼありません。
ATR半蔵門に来室される一般の方の場合は、昔の怪我によって生じた不調を改善することや、パフォーマンス向上をメインとしての対応が多いです。しかし、評価方法やトレーニング/エクササイズメニューの作成方法などはアスリートでも一般の方でも同じです。あれこれトレーニング中に様々なお話を聞きつつ、明るく、前向きに対応するのも変わりません。「多角的な視点から身心をケアする」という点での対応では、選手も一般の方も変わらないと思っています。
「ママさんトレーナー」が働きやすい環境を作ってくださっているおかげで、仕事も育児も家庭もバランスを保ちつつ活動が続けられています。産後に復帰する際も「家族を優先させて良いからね」という温かい言葉を頂き、復帰する事に対しどれだけ勇気づけられ、踏み出す勢いとなったことか、計り知れません。
とはいえ、子供たちはまだ小さいので、まだ手も目もかかることが多く、大変なことの方が多いのが実状です。1日を「無事に」終えることに奮闘する毎日です。
通勤や帰宅する電車の中で仕事モードと家庭モードに頭のスイッチを切り替え、それぞれの戦闘体勢に入り、目の前にあることに集中することを心がけています。
時間の活用という点で工夫していることしては、毎日の生活で「しなければならない事」をルーティン化してしまい、時間割のような感じでスケジュールを組んでいることでしょうか。そうすることで、子供たちも「これをした後は、これをやる!」と自然とインプットされていくので、それなりに毎日の時間を有効活用できているかな、と感じています。
ATR半蔵門は、年齢や運動歴など関係なく、お体を「変えたい、変わりたい」と思っている方々に是非ご利用頂きたい施設です。「ここに来ると心身ともに元気になれる」と感じられるような、そんな場所になれるよう、スタッフ一丸となって日々活動しております。お一人お一人に向き合い、その方に合わせて様々な角度で柔軟に対応できることが、何よりのATR半蔵門の強みです。「明日は今日より笑顔でいられますように」…そんな願いを込めつつ、サポートさせていただきます!