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T's STUDIO:インタビュー

インタビュー

写真 ■経歴
1980年生まれ
2006年 California State University, Fullerton Bachelor of science in Kinesiology, with an emphasis in Athletic training 卒業
■資格
NATA-ATC, Life Supporting First Aid インストラクター, NASM-PES
■トレーナー経歴
2006〜2010年 リコーラグビー部アシスタントアスレティック・トレーナー
2010年よりキヤノンラグビー部ヘッドアスレティック・トレーナー


今回は、キヤノンラグビー部ヘッドアスレティック・トレーナーの永井宏和トレーナーにお話を聞きました。

アスレティック・トレーナーになったきっかけを教えてください。
私は高校時代、ラグビー部に所属していました。ラグビーの競技特性上、やはり怪我が多く、自己流でテーピングを巻き、定期的に学校の近くの整骨院で治療を受けていました。怪我やテーピングなどの情報に触れるうちに、アスレティック・トレーナーの仕事に少しずつ興味を抱いていきました。
最初は「アスレティック・トレーナー」という名称すら知らず、どのような仕事をするのか漠然としていましたが、通院していた整骨院の先生や知り合いのスポーツ整形外科の先生にその存在を教えてもらいました。当時は自分がアメリカで勉強をし、アスレティック・トレーナーになって働く事になるとは全く思ってもいませんでしたが、その役割や仕事を知れば知る程興味が増し、「アスレティック・トレーナーになりたい」という気持ちが強くなっていきました。
学生トレーナー時の思い出は何ですか?またアメリカで経験したことで日本でも取り入れていきたいことはありますか?
写真 学生トレーナー時代の思い出は多々ありますが、特に思い出に残っているのは担当チームの遠征です。大学はカリフォルニア州にありましたが、遠征で他の州に飛行機やバスで移動しました。遠征には学生トレーナーとして一人で帯同するため責任重大ではありましたが、毎回貴重な経験を楽しむことができました。残念ながら遠征に帯同するために大学の卒業式に出席することができませんでしたが、代え難い貴重な経験ができました。
また、遠征先には試合会場となる大学のアスレティック・トレーナーがホスト(必要なアイス、ドリンクやタオルなどを用意してくれる)をしてくれます。試合会場に到着し、まず先にホストのアスレティック・トレーナーを探します。そこで自己紹介をし、お互いに必要な情報交換を行います。対戦相手のアスレティック・トレーナーと試合当日に交流することは日本では多くないと思いますが、このような交流を通じてアスレティック・トレーナー同士のコミュニケーションや繋がりが増えると感じました。日本で活動する現在においても、ホームゲームの際には可能な範囲でこのような対戦相手のトレーナーとコミュニケーションをはかり、行動していきたいと思います。
ラグビーでのトレーナー活動が長いですが、日々選手やスタッフと関わる中で気をつけていることはありますか?
一番気をつけている点はコミュニケーションです。選手の体の状態は厳しい練習を通して日々変化していきます。疲労が蓄積し、筋肉の緊張により、体のコンディションが悪化し、パフォーマンスに悪影響を与えます。そういった怪我に繋がる情報を素早く察知し、未然に怪我を防ぐ事がアスレティック・トレーナーの重要な仕事の1つです。そのためには選手や他のスタッフ(特にアシスタントアスレティック・トレーナーとストレングス&コンディニングコーチ)とのコミュニケーションによる情報収集が特に重要です。毎日全選手の体を一人でチェックする事は困難ですが、全選手の体の状態を他のスタッフから集める事は可能です。そのためには頻繁にスタッフ間でミーティングを行い、コミュニケーションを取る事が大切です。また、日々、何気ない会話を多くの選手とするように心がけています。会話の中でも体調を探る事は可能です。会話の中での声のトーンや、気分の明るさ・暗さに気づき、選手のコンディションを察知することができます。
ラグビーでは数多くの傷害が生じますが、緊急時の対応など気をつけていることはありますか?
写真 緊急時の対応で大切なことは、常に最悪の状況を想定し、準備をしておく事です。緊急時にすぐに対応できるようにプランを作り、常勤でいる現場スタッフの役割分担を明確にし、日頃から緊急時対応の練習を行う事が不可欠です。昨シーズンは試合会場に帯同するスタッフと共に、選手に頭頚部傷害が万が一生じた場合を想定した対応を練習しました。当時、スタッフ6名中3名がCPR資格を保有していましたが、半数以上が試合時の緊急対応を想定した訓練は初めての経験でしたので一通り終えるには時間がかかりました。しかしこのような練習を日頃から行う事により、最悪の状況が生じた場合でも各スタッフの落ち着いた対応へと繋がると思います。